浴衣で唐津を嗜む-其の2-

浴衣で唐津を嗜む-其の3-唐津・呂者堂篇

 今日は浴衣をお召しになったお客様お二人と、唐津呂者堂へ。
 早々に満席の御予約を頂き、本来ならば総勢8名でお洒落と食事を楽しむ予定だったのですが、中国は武漢から全世界に広がりを見せている新型コロナウィルスの国内第二波を懸念してお客様と相談した結果、6名様のキャンセルのお申し込みがあって9月以降に延期となりました。が、呂者堂の御主人から「今しか食べられない広島は鞆浦産の立派な天然うなぎが手に入ったので、聡さん1人でも食べてもらいたい!」とのお話を頂いたので、参加を希望されていたお二人と3名で伺いました。お向かいのお客様は白地に金魚の浴衣、もうお一人はお買い上げ頂いて三年目にして初めてお召しになった小千谷ちぢみ、僕は一張羅の能登上布。
 静かな山間にある唐津呂者堂の佇まいに、まず溜息をひとつ。さっそく席について最初に出てきた鯛の鞠鮨、唐墨、舌の上でとろけそうな蛸とオクラ、飛魚と加茂茄子の焼き物の乗ったひと皿目で胃も心も撃沈。以降は刺身も椀物も酒蒸しなどさらに撃沈を繰り返す中、いよいよ現れた天然うなぎの白焼きによるパリパリとふっかふかに瞼を閉じるしかありませんでした。そして山椒の効いた粟麩の赤出汁を挟んでさらに現れたお上品な鰻丼と糠漬けが幸せという名のご褒美。最後に出てきた和菓子と抹茶の味は覚えていません。はぁ旨かった。
 昔っから「旨かもんは小人数で」って言いますよね。残念ながら参加が叶わなかった方々の分まで、浴衣で夏の旬を嗜みました。とさっ。

浴衣で唐津を嗜む-其の3-唐津・呂者堂篇
パリッパリのふわっふわでとろける旨さ、天然うなぎの白焼き。
浴衣で唐津を嗜む-其の3-唐津・呂者堂篇
白ごはんとともに口の中に旨味の広がる天然うなぎの丼。

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8月のきもの成績
若女将7vs7若旦那
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△7月/29vs29
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○6月/27vs28
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△5月/26vs26
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○4月/27vs28
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△3月/29vs29
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◉2月/27vs26
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◉1月/27vs11
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