案ずるより着るが易し。

 (今回は長文で失礼します)
 愛も、あっすみません。相も変わらず若女将と毎日きものを着ています。
 ほとんどの方が「あら、素敵ねぇ」とか「さすがは呉服屋さんですね」とか「この生地はなんですか?」「私も着てみたい」など興味を持ってくださいます。
 ところが中には「もっと○○した方がいいんじゃないの」とか「あーだのこーだの、」ご意見は様々。そんな時、決まって僕はこう言います。「そうですね、ありがとうございます。ではどんな風に着れば素敵に着れるか、お召しになって見せて下さい」と。きもの姿に関心があることはとーっても嬉しいのでご意見は僕の経験や知識として身につけるのですが、せっかくなら評論に留まらずにお互いに着姿を見せやっこすることでもっと勉強になるし箪笥が肥やされずに済むからです。

◉みんなで協力して乗り切る。

 けどこれは、新型コロナウィルスの対応に苦慮している日本の状況によく似ているんじゃないかと思います。現政権はマスク2枚配布をはじめ、約ひと月の緊急事態宣言とともに経済対策を表明しました。それぞれの理由や内容はどうあれ、特に見えない敵と闘う新型コロナ対策は行動してみなければ結果は判りません。実に結果が2週間後に出るか、はたまた3年後に出るかも判りません。だからこそ、みんな不安なわけです。けど今は家もあります、食料もあります、ある程度の自由もあります。戦時中、阪神淡路や東日本の大震災に比べると大したことはありません(と思いましょう)!。とにかくみんなで協力し合ってこの未曾有な困難を乗り切るほかないのです。
 そこでまずは密閉・密集・密接の「三密」を避けること。そして「接触を8割削減」と言われていることに対して、それぞれが責任ある行動で感染拡大に協力すること。結局のところ、当たり前ですが政府はみなさんの感染はおろか経営難に対して補助はしてくれても責任を取ってくれることはないのですから。さらに申し上げると、みなさんが選んだ政権だったりするわけです。

◉そうだ、選挙に行こう!

 ということで話が二転三転いたしますが、これを機に選挙と真剣に向き合いましょう!あなたの清き1票で選ばれた方々が行政権、立法権、司法権を持つわけですから。投票しないで文句を言うのは、あべこべdeath!解散総選挙を匂わせていた総理大臣の任期は来年9月、衆議院は10月。もとより唐津市長や市議会議員選挙は来年1月。選挙前になると急に腰が低くなって清き1票をお願いにやって来る姿勢や握手に騙されるのではなく、日頃の言動を注視しましょう。平穏無事な時ではなく、こんな時にどんな活動や発信をされているか、みんなを代表する議員としての考え方や力量が試されているのではないでしょうか。
 とにかく今は収束に向けた責任ある行動を。そして僕たちは、きものを着つづけて唐津から元気を発信すること。闘ってくださっている医療従事者への感謝敬意を忘れずに、ですね。

追伸
今朝は入学式へと向かわれるお母さん3名様の着付をお手伝いしました。

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○4月のきもの成績
若女将7vs7若旦那
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△3月のきもの成績
若女将29vs29若旦那
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◉2月のきもの成績
若女将27vs26若旦那
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◉1月の対戦成績
若女将27vs11若旦那
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