唐津市役所入口にある肥後堀の桜が、いよいよ満開を迎えようとしている。
桜とは、山(稲作)の神様「サ神」が依り鎮まる座、つまりサのクラに由来するという説がある。これをサ神信仰というらしい。サ神が田植えを前に山から降りて来て、桜の樹に宿ると満開を迎える。人々は集い、酒(サケ)と肴(サカナ)を捧げ(ササゲ)、しゃがん(サ拝む)で豊作を祈願する。これが花見のはじまり。と言われている。
このほか稲作に関わる事柄には本当に「サ」のつく言葉が多い。皐月(サツキ)になると、神事として早乙女(サオトメ)が早苗(サナエ)を植えて田植えが始まり、五月雨(サミダレ)が苗を育てる。地域によっては田植えが終わりを迎えると、サ神が山に昇るサノボリという祝いの儀式もあるという。いつの頃からか、日本中至る所で花見の宴が楽しまれるようになった。残念ながら今年は楽しめそうにない。サトシ、サミシイ。
1日も早く平穏無事な日々を。
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○4月のきもの成績
若女将5vs5若旦那
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△3月のきもの成績
若女将29vs29若旦那
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◉2月のきもの成績
若女将27vs26若旦那
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◉1月の対戦成績
若女将27vs11若旦那
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