IWASA(岩佐)の草履。

 先月の京都出張の直前にインスタグラムで発見したのが御縁のきっかけ。
 思い立ったが吉日論者の僕としてはさっそく出発前夜にメッセージを送信。すると「目に留めていただき光栄です」とさっそくのご返信。新型コロナウィルスが序章から本編への転換期を迎えての大阪には一抹の不安がありましたが、2日目(2月4日)の朝一番にご担当者のアポイントを奪取して訪問。ものづくりに対する熱い想いや制作の現場をこの目で確かめて、「これはいける!」と確信を得ました。さらにはサンプルの名の下に自分用に一足買って、以来1ヶ月間履き続けました。閉店後にも出掛けるときにはほとんど、しかも擦れやすい裸足で。履き心地は抜群で、しかもご覧の通り。嬉しい誤算とはまさにこのこと。

IWASAの草履
いつもふっかふか、親指同士の擦れる部分も傷みにくい。
 草履を覆っている表地は、ソファーなど家具にもよく用いられるPVC(ポリ塩化ビニール)。布地の表面に塩化ビニール樹脂を塗布し、質感を天然皮革に似せた人工素材でできています。耐久性が高く汚れに強いので水や中性洗剤で汚れを拭くことができ、メンテナンスが非常に簡単です。またカビやダニの発生が少ないことも大きな特徴です。ということで擦れによる傷みなどはほとんど見られず、天(足の裏に当たる台の上の部分)の内側には一般的な2mmよりも厚めの6mm敷かれているクッション材も凹むことなく。底(地面に当たる裏の部分)は一般的な皮ではなく、耐久性と弾力性に優れた約4mmのラバー(ゴム製品)が貼られています。すり減りやすいかかと部分にはさらに強度を増した特殊なラバー(写真下)が。繰り返し容赦無く履かれる方ほどもってこいの一足なわけです。とは言え長所があれば短所もありますが、これ以降の詳しくは別の機会に本格的な革の草履と比べる形でそれぞれの特徴をご紹介することにします。
 が、とにもかくにもIWASA岩佐)の草履はオススメでっす。ゴールデンウィークに予定している唐津はきもん祭りで唐津初披露できるように準備を進めますのでお楽しみに!

IWASAの草履
底は一般的な皮や合皮でなく、耐久性に優れた厚めのラバーソール。

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○3月のきもの成績
若女将4vs4若旦那
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◉2月のきもの成績
若女将27vs26若旦那
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◉1月の対戦成績
若女将27vs11若旦那
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