鳥獣戯画の裏地に決定!
これから後を絶つはずのない唐津くんちの装束のご相談。実は先日、僕が不在の折に肉襦袢の解れ直しと長法被の裏地と仕立てのご依頼で一度ご夫婦でご来店頂いていたお客様。「池田屋さんのブログで鳥獣戯画の記事を見て、」とニヤリ。前回は若女将がポリエステルの生地をご覧に入れていたのですが、本日は正絹を。改めてご覧になった途端に値段もご覧にならずに一直線。実はこの正絹の鳥獣戯画には4色あるのですが、ご覧になってすぐにご主人様の腹は決まっていて、奥様は「この色が、、、」とおっしゃりかけたところで「主人が良いと思った色でいいです」と一万歩譲られました。素敵。
で、裏地代と仕立て代を申し上げたのですが、「主人が好きなのなら、」ともう一万歩譲られました。こりゃ幸せばい。