昨日の夕方、すっかり陽気な先輩から一本の電話。
「いま僕の隣にきものを欲しがっている男前がいるんだけど、今からそっちに向かわせるから。ガチャッ、」とあまりに唐突すぎて何のこっちゃ?と思っているところへ知人が来店。店の外から僕の目をじっと見ながら入って来ては「あのね、」という一言が酒臭かったんです(笑)。なるほど、そういうことか。そうして一夜明けた今朝、はじめてのきものを本当に誂えに来てくれました。ということで、はじめの一歩にはもってこいの伊勢木綿。久留米絣、片貝木綿、シルクウールなどもご覧に入れたのですが、この色柄が最もしっくり来た上に、なにせ手が長いので幅の広い伊勢木綿はどんとこいのこい。帯や下駄や小物は仕立て上がってからのお楽しみ。
僕「ところでいつ着ると?」
知人「今月末の30日」
わぉ!急いで水通しじゃ!