麻と絹の微妙な関係。

 小千谷縮紋紗半襦袢が嫁ぎ先から一旦出戻り。
 のきものに絹のインナー(しかも地衿も半衿も)だなんて、こんなに涼しくて贅沢な組み合わせがあるでしょうか!いや涼しくなくって快適じゃない訳がありません!ところがご存知の通り、はシャキッとしていて、絹はしなやか。ということで、シャッキとしてシワがよると縮んだようになってしまう黒×墨色のきものの袖口から、真っ白でしなやかな半襦袢の袖がトロリと顔を覗かせてしまったみたいです。いつものようにきものよりも襦袢の裄(袖の長さ)を2分(約1cm)ほど控えていたのですが、プロとしての判断の甘さで襦袢の袖がトロリと。しかもお茶席でお召しになったので余計に目立ってしまったらしく、、、申し訳なさすぎます。っとっとっということで一旦お預かりをして、、、とその前にお客様にお召し頂いた姿から控える寸法を算出。お召しになる癖などによって出ることもありますが、今回は弁解の余地もなく僕の判断の甘さが招いたこと。
 責任を持って早急に補正します!まだまだ夏は続きますから、

◉8月4日(土)〜6日(月)は盛夏のお手入れ日和

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