男の子のお孫さんがお生まれになったお祖母様が、お宮詣りのきものをお見立てにご来店。
「生まれた時に買ってあげてないから、2歳になるお姉ちゃんにもきものを贈ってあげたい」と優しい眼差し。「この可愛らしい赤にしよう!お被布は淡い桜色で。あっ、お草履と、そうそうバッグ!お姉ちゃんはこういうのが好きだもんね」と。お孫さんへの愛情がとても深くていらっしゃるのは、牛飼いのお仕事で命の儚さをご存知だからだと後で分かりました。つづけて「こどもの成長を祝う節目には、やっぱりきちんと祝ってあげたい」と力強いお言葉。
お誕生を慶ぶ意味を改めて考えた一日。