宿題の下絵が職人から上がってまいりました。
さすがは職人だけあって、僕の要望に見事に応えてくれました。裏地を誂える時、最初から色を使った絵を描く訳にはいきません。まずは写真のように線描きの、いわゆる素描(デッサン)をしてお客様に雰囲気を掴んでもらいます。ただこの素描こそ職人さんによって様々で、線の太さやほんの少しの違いで、雰囲気がガラリと変わってしまいます。ただし今回の場合は、お客様から合格を頂きました。さ、次は背景と牛の色差し。ここからが本当の腕の見せ所ダ!
しかしまぁ黒紋付に赤毛和牛の裏地だなんて、モォ〜。つづく、