小学校の卒業式にて、来賓代表として祝辞を仰せつかったのです。
どんな時でも緊張はしていましたが、何かの拍子に忘れてしまう性分だったはずなのに、、、あぁそれなのに。昨晩は、明日は遠足かってほど寝つきが悪く、朝起きてもドキドキ。学校に着いてもドキドキ、式が始まってもドキドキ、卒業証書授与、学校長の祝辞、教育長の訓示、そしていよいよ僕の出番がやって来たのです。震える膝を袴で隠し、壇上に立つと目の前は人の海。とにかく子供たちに伝えたかったことを心を込めて話しました。が、子供たちの反応を見る余裕もなく時間だけが過ぎ、降壇してからもドキドキ、家に帰ってからもドキドキ、昼ごはんを食べてもドキドキ。それもこれも、たいへん良い経験になりました。
祝辞用巻紙代金250円分だけでも僕の気持ちが卒業生に伝わっていたら、いと嬉し。