この帯に合う色無地。

150512 無地のきものの染め替えのご相談を承りました。
 「ずいぶん前に気に入って誂えた色無地が古いシミが目立つし、今の私にはもう派手になったから染め替えをお願いしたいの」と配達途中に一本の電話。色見本帖を店に取りに寄ってお客様宅へ伺うと、シャリっとして凹凸のある、いかにも単衣の季節に着心地の良さそうな生地色無地紋付と涼しげな袋帯が用意されていました。色見本からご要望の色を伺うと、現在の色よりもうんと薄い色で「この帯に合う色」への染め替えをご希望。
 濃い色に染めるのと違い、一度色を抜いてから染めるのですが、どこまで色が抜けるかによって新たに染めた色がムラになる可能性があるので、染め屋さんと相談しながらじっくりコトコト進めねば。
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください