つい先日、おじいちゃんとおばあちゃんでお宮詣りのきものを見に来られました。
お一人目のお孫さんに男の子がお生まれになった時に初めて御縁を頂いたお客様で、前回が令和2年7月だったのでちょうど2年ぶりくらいの御来店。今回は女の子ということでおじいちゃんおばあちゃんも張り切ってご覧になりました。おおかたの目星をつけられたところで御自宅に赤ちゃんと一緒にいらっしゃるお嬢様とご主人様、つまり赤ちゃんのおかあさんとおとうさんにLINEで写真を送ってお好みなどを調査開始。「改めて参ります」とおっしゃってご帰宅された夜は家族会議が開かれたにちがいありません。
で、本日はおばあちゃんが赤ちゃんたちとお留守番、おじいちゃんとおかあさんのお二人で御来店。おかあさんがスマホの画面を通じてご覧になっていたものとはまた少し違った印象のきものをたちをご覧になって、最終候補に2枚に絞り上げられました。朱赤に熨斗目が、さらにその中に吉祥文様が描かれた可愛らしいのか、真紅に白い絞りと金の刺繍だけで色柄を構成しているふたつ。
とちらのきものに決まっても、御家族で想いを込めて選ばれたきものをお召しになる赤ちゃんは本当に幸せです。