新春恒例、着付のお手伝い。

大島紬に羽織をお召しになって新年のご挨拶まわり。

 かれこれ何年連続になるでしょうか、お正月休み明けに彼女の着付をお手伝いしはじめてから。
 毎年本当に感心するのですが、日頃お世話になっている方にきものを着て新年のご挨拶まわり。おかげさまで今年も今日と明日の二日間、連続で着付をお手伝いします。木綿のきものにはじまり、浴衣、なごや帯草履大島紬長襦袢、そして羽織とまったくきものをお持ちでなかったところから少しずつ数年をかけて誂えて頂きました。本当は若女将レッスンを受講されてご自分でお召しになれるのですが、新年のご挨拶まわりとあってはキチッとお召しになりたいこともあって万全を期して若女将が着付をお手伝いしています。朝一番で着付をお手伝いして、夕方5時前に戻られました。
 今日はこのほか10日(日)に迫った成人式を前に4名のご家族が振袖一式を持ちこまれたり、振袖に合わせる帯〆や帯揚を探しに来られたり、8日(金)に着付を予約されているお客様がきもの一式を持ち込まれたり、唐津くんちの肉襦袢の仕立てを持ち込まれたり。そして大トリは、天鵞絨のコートの下に結ばれた丑!と絞りで染められたなごや帯を「12年に一度しか結ばないから!」と見せびらかし(笑)にご来店くださったお客様でした(写真下)。お召しになる方が多いって本当に嬉しい毎日です。
 ここ数日は荒天の予感。そのまま新型ウィルスも吹き飛ばしてもらって、きものをお召しになる方をもっともっと増やしたいと願うばかり。

丑!と絞りで染められた帯は、12年に一度の出番か。
丑!と絞りで染められた帯は、12年に一度の出番か。

《令和3年》
きもので過ごす365人を応援宣言!
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1月の実績
着付サービス21名様(男4女17)
着付レッスン1名様(男0女1)
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