朝顔の浴衣。

新江戸染め浴衣「詫色の草花」

 秋を彩るきものならいざ知らず、こんなにお洒落な色の浴衣は見たことがない!
 今年2月はじめ、染め出しを依頼しに江戸は日本橋堀留町にある新江戸染め丸久商店さんを訪れた時のこと。実はその前からインスタグラムにアップされていた写真を拝見した時から目をつけていたので、新作浴衣が並ぶ部屋に案内されるとすぐに「あの色のはどれですか?」と所望したほど。写真よりも実物の方がうんと良く、即決。そのほか一昨日嫁ぎ先の決まった『流れ柳』、『ねじり縞』と仕入れが続いていきました。そのすぐ後に拡大した武漢ウィルス騒動で静かな立ち上がりを見せている今年の新作浴衣たちですが、好んで仕入れたものが一枚ずつお客様の手に渡っていく姿を見るのは、こんな時だからこそ例年に増して嬉しく楽しいばっかり。
 そんな本日、4月はじめに染め上がって来てすぐに写真を送ると「朝顔か鉄線のどっちか」とおっしゃったので「実物を見たら朝顔を買うよ、きっと」とやりとりをしていたお客様がご来店。ほーらやっぱり朝顔に決定、麻と絹を織り交ぜた博多織四寸帯も合わせて。朝顔のまわりには萩、ススキ、女郎花など待ちわびる秋の草花も。奇しくも毎年7月末に唐津湾を舞台に開催される九州花火大会が9月21日(月)に延期されることに。それまでもたくさんお召し頂きたいところですが、初秋の花火大会では汗ばむこともなく心地よく空を見上げられるのではないでしょうか。
 朝顔のように丸く大きく広がりを見せる大輪の花たちを。

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○5月のきもの成績
若女将17vs17若旦那
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○4月/27vs28!
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△3月/29vs29
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◉2月/27vs26
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◉1月/27vs11
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