男前の感覚。

 先日、高校の同級生が片貝木綿を誂えてくれました。
 ようやく仕立て上がり、無事に検品も通過して程なく納品を迎えようとしています。とても楽しみにしてくれていたので、反物からきものになって実際に羽織ってみた感想や木綿ならではの着心地を聞くのが楽しみで仕方がないのです。
 彼とは高校入学と同時に知り合いました。同じクラスになったことはなかったんですけど、当時から着る服や身の回りの小物、考え方ややることがいちいちお洒落だったことを覚えています。そして隣のクラスだった僕がスニーカーを新調したりすると、これまたいちいち気づいてくれたりしたのです。
 そんな彼が選んだのが、写真の鮮やかな水色に白い。実は細く細く黄色も織り込まれているおかげで、奥行きや色に深みを感じる一枚。これを着こなすってんですから、先述の「いちいち」をご理解頂けるのではないでしょうか。実は足元には畳表の雪駄を所望してくれているのですが、これは僕がこの目で彼の好みそうな鼻緒と併せて探してくることを約束しています。それまではお洒落にスニーカーでも履いてくれるんじゃなかろーかとほくそ笑んでいます。
 こりゃあ、着姿が楽しみですばい。

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○3月のきもの成績
若女将21vs21若旦那
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◉2月のきもの成績
若女将27vs26若旦那
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◉1月の対戦成績
若女将27vs11若旦那
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