今年の初羽織。

 北海道では最も遅い初雪が降ったらしいですね。
 ここ数日、寒いなぁとは思っていましたが、先日の黒紋付羽織以来、その存在をすっかり忘れていました。祖父の形見のきものを羽織に仕立て直したの一枚。寸足らずだった裏地は、ほかの生地も合わせて継ぎ接ぎです。が、久しぶりに袖を通した絹の長襦袢にきものに羽織は、独特のあたたか〜い心地良さです。若女将が朝一番と午後一番と着付けレッスンをしている最中に三女の子守を仰せつかって、抱っこして寝かしつかせたのですが、ブランケットからはみ出した足を羽織で覆ってあげると心地よくなったのかすぐに寝てしまいました。かと思いきや、「ゴツゴツして痛い」とぽつり。慌てて羽織紐を外して今一度。すぐに眠りに就きました。
 ベッドに寝かせて、羽織を布団代わりに。絹ってしあわせです。

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