色無地で七五三詣り。

 七五三詣りをされるお母様の着付をお手伝いしました。
 実はこの色無地、写真右側を若々しく歩かれているご実家のお母様(おばあちゃん)が若い頃に誂えられたというピンクもピンクな色無地を染め替えた一枚。春先に付け下げを誂えて頂いた折に、「これからはお子様の行事などで色無地が大活躍するから、一枚持っておくと便利ですよ」とおすすめすると、「母のがあるんですけど、、、」と林家ペー&パー夫妻もびっくりするほど鮮やかなピンクでした。それが素敵な白茶色に染め替わってご実家のお母様も大喜び、付け下げに合わせた袋帯を結んで、いざ御主人様と坊ちゃんたちの待つ唐津神社へ。なんとなく着崩れたように見えてしまうのは強風のせいです。おろしたての色無地が、元気な坊ちゃんたちにどのくらい汚されているか、お手入れでお預かりするのを楽しみにお待ちしています(笑)。
 とホッと息をつく間もなく、今か今かと首を長くして納品を待ちわびていらっしゃるおとなり福岡県は久留米市のお客様宅へ。お手入れでお預かりしていた一式の配達と、年末年始恒例の豪華客船クルーズでの歓迎レセプションでお召しになるきもののコーディネートのご相談。数年前にお買い上げ頂いた柳染めの御召に、先月染め上がって来たばかりの染め帯を合わせて。中身をすべて把握している箪笥から、すぐそばにあるベッドの上での出来事。お正月らしく干支が染めてある襦袢に、帯〆に帯揚、草履は真っ黒な革の台に黒と白の鼻緒。真っ赤な前ツボでお祝いっぽく。
 夕方に久留米を出て、唐津に帰りつく頃にはあたりは真っ暗。アッという間に11月も半分、年末年始はもうすぐそこ。

柳で染められた無地の御召に羽二重の帯を合わせて。

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