商店街の悪夢。

 このところ、弊社が加盟する唐津中央商店街では頻繁に臨時の代表者会議が開かれる。その目的は、なななんと!この期に及んで市や県に多額の補助金を申し込んで販売促進事業に取り組もう!というのだ。しかもしかもその事業とは「先祖返り」をキャッチコピーに、お買い上げごとにシール(と言っても糊で貼るタイプ)を差し上げて台紙に貼り付ける『シール事業』で、さらには計画も内容(アイディア)も皆無。100万歩譲って「せめて初年度と3年目くらいまでの事業計画と収支計画の案をまずはみんなで考えましょう!」という僕の提案は「まだ時期尚早」という訳の分からない理由で議論の対象にもならずに、挙げ句の果てに市から依頼してもらう支援事業を利用してコンサルタントの先生を招き、シール事業の内容について助言を貰おう、とどのつまり他人任せというのだから呆れて物が言えない。
 そもそも店が繁盛して集まってこそ商店街なのに、各個店の経営は疎かにして商店街のことを話し合おうとする気持ちが理解できない。そうして閑古鳥がまた鳴きはじめたのである。ほー、ほじょきんっ!
 さらに驚いたのは、「鳴かすなら、次年度までよ選挙まで」と2年後(2022年)の1月に任期満了を迎える現市長と仲の良さを理由に間違いなく補助金が貰えると自慢気に本気と書いてマジで仰っている(とは言え無計画な事業への補助金申請なんて通るわけがない)から、まさに鳴かず飛ばず。補助金をもらわないとできない反則もとい販促事業、運営できない商店街なんて、残念ながら店は次々と朽ち果て、森かはたまた砂漠化するに違いない。やがて商店街が森になったとしても、緑の中に静かに佇む呉服屋として成長しながら生きていけるように積極的かつ臨機応変な経営を心がけよっと。そしてお客様や社会(特に将来を担う子供たち)の役に立つために何ができるかを建設的に話し合える、経営者同士が成長しあえる商店街でありたい!と願う日々。そんな今こそチカラが試される時だ。若者、バカ者よ、集まれ!
 あ、また鳴いた。はよー、ほじょきんっ!できることなら夢であってほしい。

追伸 この記事を読ませてあげたい。

|地方創生のリアル|東洋経済オンライン
『地方を滅ぼす、名ばかりのコンサルタント』
https://toyokeizai.net/articles/-/62102

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