歌舞伎十八番改〆。

 十数年前にお買い上げ頂いた長襦袢。
 男のきものを特集した企画展の最中に店の角にあるショーウィンドウに展示していると、突然「これください!」と値段も聞かずに即決。今でもその時のことを鮮明に覚えています。だって男前向けに展示していた反物を、小柄な奥様が突然店に入って来られてソレだったので。あれからずいぶん時間が経って、残念ながら長襦袢としてはお召しになることがなくなってしまったのですが、ひょんな事から、その息子さんがお召しになる衣装の裏地として復活を目指すことに。来年の春または秋に向けて、これから洗い張りへ。衿の汚れや背縫いの解れなど痛んだ箇所がいくつかありましたが、裏地として使う分には問題ありません。
 しかしまぁ、これが裏地だなんて粋過ぎます。

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