刺し子×刺し子。

 向こうから歩いてこられる姿を見て、変わった2人組みだなぁと思っていたら、ふらりとご来店。
 聞けば「九州に焼き物を見にきました」と東京から。最初は久留米絣のもんぺをご覧になっていたのですが、お話ししながら店内をぐるりとされてお目に止まったのが刺し子の風呂敷。と、それから誂える足袋。色や柄、サイズ、こはぜの枚数、内側は晒かネルか、随分と悩まれた末に決まったのが写真にある鶯色の十字刺し子。と決まったところで昼時。近所にある大衆的な料理店に行かれるおつもりだったのですが、料理にご興味があるということ、せっかく焼き物を見にこられたということ、せっかく唐津に来られたということで、友人夫婦が営む日本料理ひら田を紹介。そうしてすっかり日も暮れ始めた頃、ひら田さんの後に唐津焼のギャラリーなどを散策されて再び。すっかりひら田さんのこともお気に召したご様子で嬉しかった上に、「さっき見せてもらった刺し子の風呂敷をもう一度見せてください」ともうお一人が刺し子の大風呂敷を御注文。
 御礼に、東京は日本橋三越本店で11月7日から開催される中里太亀作陶展のDMを送ってあげることにしました。

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