無病息災を祈る。

 仲睦まじいご家族でご来店。
 羨ましいほど背筋が伸びた御主人様と気立良しさんの奥様、を静かに見守られている(御主人様の)お母様。只ならぬ仲睦まじさを感じたのは僕だけでしょうか、いや若女将も感じていたはず。この雰囲気からして古典柄が好きに違いない!と仲睦まじさに加えて勝手に感じ取った僕の第一印象は当たっていて、ご覧に入れた色柄の中から少しずつ絞られていき、たどり着いたのは消墨色に山吹色の瓢箪柄。瓢箪は、六つの瓢箪で六瓢箪[むびょうたん]と読み、無病息災を祈る験担ぎの柄として古くから親しまれてきました。
 商売繁盛や大漁豊作、家内安全などを唐津神社の神様に祈り、1年間お守りくださったことへの感謝の意を表す唐津くんち。その晴れの舞台でお召しになる長法被の裏地に、ご家族で無病息災を祈って瓢箪の染められた生地を用いるところに唐津っ子の粋を感じますね。そしてこれを機にご主人様をはじめご家族できもの好きになってお召しになってくださるようになると弊社も商売繁盛で何よりです。
 案外と瓢箪から駒、、、もとい酒のような気がします。なーんちゃって。

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