蛙の子も孫も蛙。

 小学校が休みの二女。朝一番を狙って行った習字のお稽古から帰ってくると、段ボール箱の切れっ端を引っ張り出して来ては右手にカッターナイフ。
 二女とは裏腹に習い事に行くのが消極的だったことはさておき、僕(二男)が小学校の頃と同じような段ボール遊びの光景。僕が小さい頃はNHK教育(現在のEテレ)で「できるかな」という夢の工作番組が放送されていたので、それに刺激されてのこと。ということで僕は男子らしく秘密基地や武器などを製作していましたが、次女はボールペンで足型を取り始めたのです。そして難しい曲線をカッターで切り始め、続いて細い棒状にカット。続いてガムテームを切っては張り、切っては張り、、、「かーんせー!」と草履の出来上がり!すると我慢ならなかった紙工作好きの社長(おじいちゃん)が「履きやすいように鼻緒を布にすればいいのに、」と真っ赤な木綿で鼻緒をすげた草履を。こうやって少しずつ経験と知識を重ねて行くのですが、サンダルじゃなくて草履というのがみそ。
 数年履き続けていたクロックスの底に穴が空いているを見て、「今度の休みの日に新しいのを買いに行こうね!」って言っても「これでいいと!」って遠慮(我慢)している二女。そんな中で作った草履は僕たちの宝物なのです(泣)。もう一度言いますが、サンダルじゃなくて草履というのがみそ(泣)。

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