肉襦袢、長法被の仕立て。

 早いもので今日から9月。いよいよ(くんちが近づいてきた)と言うべきか、ようやく(学校が始まってくれる)と言うべきか。
 こちら唐津では、9月になると11月2〜4日の唐津くんちに向けての準備が少しずつ始まり、騒がしくなってきます。その一つが仕立て寸法直し解れ直し、役職の文字が染められた衿の付け替えなど、装束に関するご相談やご依頼。本日は長法被と言って膝丈ほどある印半纏みたいなものの裏地選びと仕立てのご相談。長法被の下に着る肉襦袢(正絹羽二重)をお預かりして、それを元に衿まわりや袖付や裄の長さを算出。裏地は3番山だけに海にちなんだ宝船の柄に。一際ゆっくり刻まれるお囃子に宝船がおめでたく感じられてわくわく。
 これから襲ってくる怒涛のお仕立てご依頼に向け、お仕立て屋さんのご機嫌をうかがうばかり。少数精鋭のため、ご依頼はお早目。

唐津くんち肉襦袢や長法被について
詳しくはこちら ☞ https://kimono365.jp/?page_id=11903

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