先日誂えて頂いた浴衣を着付に、若女将がとある施設の夏祭りへ。
夏祭りの司会などを担当するスタッフのために施設長が誂えた浴衣。風通しの良い綿絽地に、昔ながらの注染めで意匠化された薔薇の花が粋な一枚。「実はどんな浴衣か心配でした、」と自前の浴衣を用意されていたスタッフ。ところが畳紙を開いた途端に「あら素敵!」と用意されていた浴衣のことはすっかり忘れてしまって早速着付てあげると、「着てみるとさらに素敵!」と御満悦!夜の帳が下りた夏祭りの会場で、濃紺と白のコントラストに黄色い帯が眩く輝いていました。
「来年は僕のを!」と鼻息荒ぶる施設長に、お好みを浴衣探しが始まる。