「浴衣は毎夏に何度も袖を通すんだから、3年に一度くらいは新しく誂えないと」とはお母様。
対して反物をご覧になりながらも「そんなに贅沢はできません」と毎度ながら本当は喉から手が出そうなほど欲しい気持ちを遠慮がちに決めきれないお嬢様。本日ふたたびご来店のお母様が「どれが好きそうでしたか？」とのご質問に対して「最終的にコレとコレをご覧になって、こちらですかね」と答えると、つづけて「帯は？」とのご質問に「お持ちじゃない感じですし、あの浴衣にも合いそうですよ」とおすすめすると、「じゃあコレで、」とあっさり。
日本舞踊をお稽古されてることもあって、弊社のお客様の中でも最も浴衣をお召しになるお一人であろう彼女。3年に一度の新しい浴衣と帯を見つけた時の表情が思い浮かびます。
次回は是非とも2年に一枚！いや、1年に一枚！で。
浴衣は3年に一枚！
