盛夏の御召。

 毎度きものをお召しになって御来店のお客様。
 「コレは何ですか?」「コレは?」「じゃあコレは?」と、こちらも毎度の矢継ぎ早やな質問攻め。途中からどれをご覧になって、どれがお好みで、何をお求めになりるおつもりなのかわからなくなってしまうという、まるで神経衰弱のよう。今回もいつの間にか写真の御召に決定。深い緑にピンストライプの粋な生地に、夏の夜空に競って打ち上がる大小の花火を刺繍で。時間差で帯も手に入れられたり。
 どの花火を上前と衽に、どれを衿元や袖にもってくるかは裁ち合わせの腕の見せ所。

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