草履のかかとゴム。

 またしても草履のお手入れをお預りしました。
 昨日のお客様は鼻緒の調整でお預かりしたのですが、本日のお客様は『かかとゴム』の交換。この手のご相談も少なくありません。草履や下駄の底(裏)には、かかとの部分にゴムやウレタンが貼ってあります。これは皮靴などにあるゴムと同じように、滑り止めや擦れ防止、衝撃吸収などの役割をしています。併せて最も擦れやすいので交換できるのも靴と同じです。
 下の写真をご覧の通り、これ以上履き続けると底(裏)に貼ってある皮が擦り減ってしまうところでした。皮を取り替えることは至難の技というかほぼ無理で、皮の擦り減りが激しいと、場合によっては履物としての役目を終えてしまうこともあります。ので!かかとゴムは常に気にして欲しいところ。
 ゴムが在庫切れとなっていましたので、取り寄せて釘で打ってすぐに納品します。

かかとゴムにちゅうもーく!

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