注染めの浴衣。

 お江戸日本橋は掘留町にある老舗の*注染め問屋、丸久商店。
 この度、縁あってご紹介頂きました。さっそく電話を差し上げて想像を大きく大きく膨らましていたのですが、ほどなくして届いた浴衣の見本が詰まった箱を開けると、それを全く裏切らない、いや想像よりもはるかに僕好みの色柄の数々に目尻は下がるは口元は上がるは。早速、数ある見本の中から、あ、これはあの方にぴったり、お、これは僕が着たい、などとこの夏の池田屋の看板娘や息子たちに手をつけたのでした。例年、浴衣の染めを依頼するのは新年早々のことで、中にはすでに染めが終了していて残念なものもありましたが、それ以外の中から印をつけて返送。数カ月後の染め上がりを待ちわびるだけ。
 夏が待ち遠しいゴールデンウィーク明けには染め上がります。どうぞお楽しみに!

新江戸染め 丸久商店 http://shinedozome.com

*注染め[ちゅうぞめ]
明治時代に生まれた浴衣や手ぬぐいなどのを木綿を染める技法。白生地を約80cmごとに折りたたんだ上から型紙を乗せて、上から染料を注ぎながら下から強力な吸引をかけて染めていく。一度に多色を使って染めることができ、染料は布の芯まで染まるため、裏表なく柄が鮮やかで色褪せしにくいのが特徴。注染[ちゅうせん]とも言う。

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