白生地からの誂え。

 お宮詣りの一ツ身と色無地をそれぞれご注文頂きました。
 写真左手の大きな武田菱の白生地は、見本裂の鶯色に染めて刺繍で家紋を五つも入れて超のつく男前なお宮詣りの一ツ身に。近頃はお仕立て上がった既製品をお求めになることがほとんどな一ツ身ですが、稀にこうして白生地からの誂えを承ることがあります。前回女の子がお生まれになった時に、手前味噌ですが我が子たちの無地に刺繍で一ツ紋を入れた一ツ身をご覧に入れたところ、甚くお気に召して菊の地模様が可愛らしい中紅色の一枚を誂えて頂きました。その時に「次に男の子が生まれたらまた誂えるけんね、」とおっしゃっていたのですが、今回はさすがに男の子だけあって色柄はもちろん前回は一ツ紋だったのに対して同じく刺繍で五ツ紋!染め上がってたら刺繍の家紋職人を経由して、約ひと月半後に戻って来る予定。
 もう1つ、写真右手の細かい羊歯[しだ]菱文様の白生地は、4月29日に予定されているお茶会に向けて誂えられる色無地のきもの。「あなたにはブルーグレーが似合うんじゃない」とのお師匠様からの金言をもとに色を選ばれました。背中に染め抜きで木瓜の一ツ紋を入れて。染めと紋入れ後にパールトーン加工を経由して、約1月後に戻って来る予定でっす。
 それぞれ仕立て屋さんの手を空けて待ってまーす。

追伸
ニット帽の帯は無事に嫁入りしました。

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