礼装用の長襦袢。

 昨年12月に付け下げと袋帯をお買い上げ頂いたお客様がふたたび。
 ずいぶん日にちが経ってしまいましたが、お手持ちの訪問着と長襦袢をもとに採寸、と染め替えを御希望でお預かりしているピンクもピンクの色無地についての打ち合わせ。を。訪問着は「今よりもずっと痩せてた」とおっしゃる数年前に誂えられたらしいのですが、裄が少し長いのと、抱き巾(胸回り)が狭いのと、身丈が短いのと、身巾が狭いのです。せっかくなので今回の付け下げは現在のお体格に合わせて仕立てることに。加えてお手持ちの訪問着と長襦袢の寸法を手直しすることに。長襦袢は衣紋抜の長さも短く。
 さらに気になったのが、お手持ちの長襦袢の濃い目の色とぼってり桜の刺繍が施された半衿。半衿は清楚な白に付け替えれば問題はないのですが、長襦袢の色が濃い目な上にお洒落過ぎる灰色なのは、淡い色の付け下げの下から長襦袢の色が表に響き(透けて見え)ますし、綺麗な色のきもの、しかも礼装の袂から灰色が覗くってのは許せません。ということをお客様に説明しましたところ、御主人様と相談のために一度ご帰宅後にふたたび。
 とどのつまり、礼装用の長襦袢を新たにお買い上げ頂きました。でへっ、
 

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