合格を祈念つつ、

 日本舞踊の名取試験に挑む唐津撫子。
 この日のために、羽二重の白生地を淡い翠色に染めた紋付を誂えて頂きました。「御家元の前で舞い、免許皆伝されるまでは、」との御師匠様からの教えを守り、背中の一ツ紋は共布で伏せて納めました。明日の試験を前に東京へと旅発つ彼女に何をしてあげることもできませんが、「こんなときこそ平常心を、」と同行するお母様のスマートフォンに画像を送りました。
 早く帰って来て満面の笑顔と再会を待ち望むばかり。

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