水濡れ注意報!

 「染め替えて初めて袖を通した色無地が!」と慌ててお電話を頂戴しました。
 「せっかく良い色に染めたわねって御一緒したみなさんから褒めていただいたのに、」とお預かりしたのは単衣の色無地。一昨年のちょうど今頃に「この帯に合う色に、」と染め替えて、ようやく初めて袖を通された一枚。お話を伺うと、手を洗われた際に水がかかったらしく、微妙に色が違って見えるのと、ほんの少し縮んでいるようにも見えます。生地に凹凸を出すために撚りのかかった糸を用いている生地は、雨はもちろん汗などの湿気によって縮むことがあるので特に気を付けて頂きたいところ。あるいはパールトーン加工に代表される撥水加工を施されると、水性の要因には抜群の威力を発揮するのでシミはもちろん縮みもほとんどなかったはず。今回の場合は「水がかかった」とハッキリとした原因をおっしゃっているので、余計にパールトーン加工をおすすめしていなかったことが悔やまれます。
 これからシミと縮みに手を加え、その後パールトーン加工まで承りました。安心の20年保証のお話も添えて。

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