「ずっときものを着てみたかったんです!気軽に」
と、2週間ほど前にまずは相談にご来店くださったお客様がふたたび。いよいよ本日は本気で似合う色柄探し!ということでゼロからお話ししながら木綿の反物を幾つか転がし、「とりあえずどれか肩にかけてみましょうか?」と最初の一枚をかけた時点で勝負は決していたようで、あとからかけてみたものには少しも反応がなく…。帯は3番目に提案した博多織に。半襦袢の半衿は手ぬぐいで、足元は刺子のふろしき足袋!下駄は夏向けに仕入れたてほやほやの、焼桐に近江麻の鼻緒(写真には未掲載)。
若女将「仕立て上がったらさっそくレッスンしましょうね!」
お客様「はいっ!」
仕立上りがたまんなく待ち遠しい。のです。