雨に着てこそ雨コート。

 このところ、きものdeご来店が多くて嬉しい限り。
 縞のに牛首の帯、長襦袢は「成人式の時に母が振袖用に誂えてくれたのを、仕立て直して着てるの。派手だけど、桜の花びらが散りばめてあるから今だ!と思って」と、おひとり。型染めの紬に「父の羽織を私の寸法に仕立て直したの。背中に押絵で桜の紋をつけて」と、またおひとり(写真)。「絞りの小紋を仕立て直してもらったこのコート、重宝してます」と久々のご来店はきもので、またおひとり。
 本日は久しぶりの雨が降ったおかげさまで、残念ながらきもの姿のご来店はありませんでした。が、「お洒落なコートが欲しくなった」とご来店のお客様とお話をしていると、「数年前に柄が気に入って雨コートを誂えたんだけどね、もったいなくて雨の日には着れないのよ(笑)」と爆弾ならぬ爆笑発言。どんな色柄なのか興味津々で、いつの日か一緒に出かける時に雨が降ってくれないかなぁと変な期待をしたりしてしまいます。
 お洒落なコートは、次回ご来店までの宿題として承りました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください