八掛合わせ待ち遠し。

 先日の大決算市!でお見立て頂いた結城紬
 一度結城に里帰りをして地入れ*を終え、またまた唐津へ戻ってきたのです。さあ、次は八掛の色合わせ。お客様と前もって決めておいて取り寄せた八掛を、実際に反物の間に置いて眺めてみます。あらためて検討するのは、消しゴムほどの大きさしかない色見本生地と、反物と同じ巾の生地では随分感じが違うからです。ご要望の「地色よりもちょっと濃いめのグレー」と言っても様々。
 お客様の来店を待ちながら、これがいいかな、と八掛合わせの待ち遠し。

結城紬地入れ
 結城紬を手で揉みながらお湯に通す作業。捻のかかってない手つむぎ糸に、織りやすいようにつけたうどん粉糊を適度に落としながら、生地についた埃なども同時に取り除く。伸子張で生地を張って天日で乾かし、仕上げに地の目(糸の縦横)を整える。

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