結びの市、初日。

 「以前買った草履の鼻緒がいたくて、」
 午前中はとても静かだったのですが、お昼が近づいた頃に草履を持参されたお客様で本日は幕を開けました。すると、「たまたまお店の前に車をとめると、ちょうど今欲しいと思っていた草履と鼻緒がガラス越しに見えたので」とご新規のお客様をはじめ、通りがかりの、タイから観光の、そうこうしているうちに大島紬をお召しになったお得意様、「娘に訪問着を」と以前からご相談のあったお客様、「来春に控えている娘の成人式に私のお古を着せるんですけど、草履とバッグくらいは新調してあげようと思って、」とお母様など、おかげさまをもちまして夕方までお客様で賑わいました。
 いずれにしましても、「台に足を乗せてもらうと、およその寸法はわかります」と言ってお客様のお好みに合わせて履き心地抜群の挿げをしてくださる喜和屋さんの技と履物コレクションもスゴイですが、「帯なんてのはね、見なくったって触るとわかりますわ」とおっしゃる井垣さんの帯への情熱とコレクションだって凄い!
 写真は、「仕立ては私が自分で!」と早速お持ち帰りになったなごや帯と帯〆。

◉今月の企画展『結びの市』
コチラ → https://kimono365.jp/?page_id=6224

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