染めと織り、洒落の極み。

 一同、参りました!
 毎度きもの姿でご来店のお客様。きものをお召し尽くされていらっしゃるだけあって、目の、ツバのつけどころが違う!ちょっと分かりにくい写真ですが、実はこの市松模様の小紋は肩から裾にかけて少しずつ四角が大きくなっていく上に、柄が全て合うというツワモノ。遠目に見ると無地っぽく見えるのですが、近づいて拝見すると、その洒落っぷりに誰もが驚かれることでしょう。帯は鬼しぼ縮緬地に、江戸小紋によくある「角通し」の柄を染めたもの。しかしまぁ、このきものにこの帯を合わせられるあたり、僕には到底追いつけないセンスを感じざるを得ません。
 「帯は大至急で仕立ててね」って、別々に結ばれるんですか!とはご愛嬌。

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