ふわりと、木綿のきもの。

 秋の風のようにふわりとご来店されました。
 10代の半ばまで唐津にお住まいだったというお客様。「唐津が好きで時々訪れます」と笑顔。ふと目に止まった木綿のきもので新しい扉がオープン!早速、反物は水通しへと旅立ちました。このほかにも、遥々福岡から「お手入れをお願いするなら池田屋さん!って決めていました。いつもブログを楽しみに拝見しています」と、きものや帯をお手入れに持ち込まれたお客様も。大切にお預かりします!
 アーケードがなくなっていたり、バスセンターが新しくなっていたり、町の景色は変わってしまっても、唐津の空気が変わることはありません。JRを使って福岡方面から唐津に向かうと、糸島の山間を抜けて初めに電車の窓から目に飛び込むのは、真っ青な海と真っ白い砂浜。緑豊かに連なる松原や山々も一緒になってきらきらと輝いている様子は、まるで映画の一場面。「ガタンゴトン、ガタンゴトン」、昔ながらの電車の音とともに、心が湧き立つような嬉しさと懐かしさが込み上げてきます。よね。木綿のきものをお買い上げ頂いたお客様に「どうやって来られたんですか?」とお尋ねしたら、「青春18切符です!」。
 とは恐れ入谷の鬼子母神。

|9月の店休日変更のお知らせ|
諸事情により3日、18日、19日にお休みを頂きます。

◉毎月7日と8日はお手入れ日和

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