「このまま仕立てるんですか?」と、お若い方がご存知ないのは仕方がないかも知れません。
染める前の白いままの生地を、頂いだり、ひょっこり箪笥から出てきたりすると「これなんだ?」と尋ねに来られます。本日は、金糸で宝尽くしの模様が織り込まれた白生地をお持ち込みになってのご相談。鮮やかな色見本と白生地に交互に目をやりながら、ああでもない、こうでもない、とまずは想像を膨らませては楽しんで頂きます。「やっぱり私の好きな深い青に染めたいです!」とお客様。私共のイメージ通りの粋な選択で、満場一致!無限にある色に驚き、その豊かさを存分に楽しめる時間。
ご自宅の箪笥の中に眠っている色無地を染め直すことも可能ですよ。ぜひご相談ください。