鶴の恩返しならぬ、黄変直し。

160418 長旅で疲れていた鶴の羽根が、真っ白く元気に蘇って帰って来ました。
 「この秋にある親戚の結婚式に、娘がこの訪問着を着て行きたいって言ってるのよ、」と嬉しそうにお母様。拝見すると、全体的にしっとりと湿気を感じたのとカビの臭い、そして裾を広げてみるとご覧の通り(写真上)。うーん、さすがにこのままお召しになるのはお勧めできないと思い、恐る恐る悉皆屋さんに見積もりを依頼してみました。ところ、「完全とまではいきませんが、目立たない程度までは何とかします!」ということでしたので、即依頼しました。ここまでキレイになれば〆たもんです。
 そのほかにお預かりしていたきものや帯と、満を持して納品に伺えまっす!

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