極寒のゆかた選び。

151217 天敵の冬将軍を覚悟して迎えましたが、返り討にあう始末。
 本日からグンッと冷え込んだ佐賀県唐津市に、来夏向けの新作ゆかたの染め見本帖が届きました。弊社では、ここ数年3月にゆかたの染め受注会を開催し、百数十枚ある染め見本帖の中からお客様にお好みの色柄をお選び頂いて染めを発注していましたが、来春は開催を断念。弊社はおろか業界のチカラ不足で需要が激減している上に、生産反数も減っていることから、年明けまでの受注分までしか染められなくなったからです。さすがに3月でもピンッとこないのに、1月にゆかたの受注会なんて…。
 そんな中、来夏向けの染め見本帖はゆかたの生産が最盛期(昭和36年)を迎える直前の『昭和20年代の型』をテーマに、まさに彫り起こした粋な色柄が顔を揃えています。うっかり後ろ向きなことを先に述べてしまいましたが、まだまだニッポンの夏の粋は健在でぃ!ってところを池田屋らしいセレクトで皆様にお披露目したいと思っています。先に見てみたい!って方は今週末の20日(日)までに池田屋まで足をお運びください!
 黄金週間明けには染め上がって顔を揃えるこの夏の粋を、乞うご期待!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください