本日も若女将(スパルタ)レッスン!にご来店のお客様。
秋の風が冷たくなってきた本日は、白地に藍の絞りが引き立つ袷の紬に秋らしい鶯色の名古屋帯。実はこの帯、大切な方から譲り受けられた一本。最初に見せて頂いた時から個性的な色に魅せられて、お召しになる日を心待ちにしていました。ついに今日がその日。初めて結ぶ帯は長さや癖が未知数なので少々どきどきしますね。それが余計にその帯を愛する気持ちを助長するっていうのは勝手な自論。「あ!思ったより長いんですね!」とお客様。張りのある素材がお太鼓の形を良くしてくれたのは嬉しい誤算。他の着物との相性も良さそうで楽しみが増えました。
笑い声も響いて、心地よいひととき。「お茶のお稽古、気をつけていってらっしゃいませ。」