台風一過。とびきり爽やかな朝に着付けのお手伝いをしました。
この日のために誂えてくださった若松と松の葉の中に吉祥文様を散りばめた黒留袖と、控えめな色使いが上品な袋帯。着姿が板についていらっしゃるなぁと思っていたら、幼少の頃から日舞のお稽古に精進されていたとのこと。「おくんちが近くなったらそわそわしてきてね」と嬉しそうに思い出話をしてくださいました。唐津を離れてからは「なかなか帰ってくることができない」そう。こんな話も唐津っ子のご祝儀だからこそ。
ふるさとアルバムに幸せな1ページが加わりますように。若女将拝