唐津なのに博多織？

　唐津市佐志にある博多織の工房、井上織物へ見学に行ってきました。
　写真は、長襦袢やきものを着るのに欠かせない伊達〆を織るための糸を準備しているところ。とどのつまり一枚の伊達〆にこれだけの糸が用いられているのです。こちらの工房では、1日に数百枚、多い時には千数百枚の伊達〆が織られているのです。このほか男性向けの角帯、半巾帯やなごや帯なども。工房を見学後にはこれまでのことや今後の展開などを話し、戦略的互恵関係？を築いていくことを約束。
　もしかすると、みなさんがお使いの伊達〆も唐津生まれの博多織、かも。