初代、木綿のきもの。

130427 もう10年近くになりますね、きものを着て店頭に立ちはじめて。
 写真の片貝木綿は、唐津に帰ってはじめて誂えたきもの。きもの業界の中で「普段着」というカテゴリーは存在しますが、とてもそう呼べるほどリーズナブルなものなんて多くありません。「自分できものを着て生活してみないと、着る人の気持ちなんて分かりっこない!」なんて強気に出てはみたものの、価格とお手入れの両面で葛藤を続けていたところへ現れたのがコレ。「仕立て上がって3万円台で自宅で洗濯できる木綿。これならイケるかも!」と、それが第一歩でした。
 さすがに着替えるとは言え毎日のように10年も着ればほっこりどは抜群なのですが、いつビリッといってしまってもおかしくないこの片貝木綿は殿堂入りのハズでした。それが今朝、どれを着ようかと引き出しの中を覗くと「オレ着て初心に返ってみたら?」と聞こえた気がしたので久し振りに着てみたのです。
 着心地は抜群!初心に返るかどうかは自分次第。なのは当たり前田のクラッカー。

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